クライアントから依頼を受け、先日、そのグループ会社の会議に参加させていただきました。
(※本内容はご了承をいただき、掲載しております。)
依頼元(以下、Hさん)から聞いた事前情報では、
『「会議という公平な場だから、言いたい事を何でも言い合える、だから、活性化するんだ」
と彼(グループ会社リーダー)は、言っているんだが、何か違う気がして、、、』
という事でした。
会議への参加目的は、他のある案件についてだったのですが、その一言がとても
気になった私は、少し早めに会議室に入りよ~くウォッチしてみました。
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① 気の重そうな顔でゆっくりと集まる人
② 時間に追われるように会議室に走りこむ人
③ 代表がどこに座るかばかリを気にかけている人
④ 「今日の議題は何?」と言っている人
このような感じでした。
そして、リーダーは入室した途端、大きくため息を一つ。
(後程、本人から伺ったところ、この「ため息」は、
会議に臨むスイッチのようなものらしいです。)
‥‥この時点で、この会議は、ほぼ失敗に終わることが決まりました‥‥
リーダーの始めの「大きなため息」一つで、メンバーは完全に萎縮しました。
あとは、事務的な報告、共有と一方的な言葉の攻め試合。
「言いたいことを何でも言える」と思っているのは、リーダーのみ。
「会議は公平な場」と思っているのも、リーダーのみ。
それを理由に、感情的な態度、言葉で攻め続けるのもリーダーのみ。。。
これを私は、「会議の私物化」と呼んでいます。本人以外は、拷問の時間ですね。。
この会議の顛末はさておき、、、
このような「会議」の状況や雰囲気に覚えがある人、かなりいると思います。
会議の雰囲気づくりには、多くの手段がありますし、
進行方法、効果を出す会議手法も、多くのものが存在します。
ですので、このような会議になっている会社は、早急に取り入れて、改善すべきです。
一日でも早く会議をより有効なものにするために、
一度、会議をビデオに撮って、見返してみることをお勧めします。
きっと多くのことに気づくと思います。
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