リーダー自らがやるべき!勘違いポイント。

 

勝利パターンのひな型づくりは、リーダー自らが行わなくてはなりません。

トッププレーヤーのやり方のマニュアル化、たった一つのレバレッジポイントをチェックするプロセス報告書のフォーマットなどなど。

本来、リーダーに求められる役割とは、自らがポイントゲッターとして数字をあげてくるのではなく、メンバー全員の得点を2割3割と増し、高めていく 掛け算的な役割 のはずです。

 

つまり、リーダーがなすべきは 勝利パターン を作りチームの生産性を上げること。

 

自らが外へ飛びまわる前に勝利パターをマニュアル化したり報告書のひな型を作る、そんなところにこそ力を集中してほしいと思います。

なぜなら、マニアやフォーマットと呼ばれるひな型は、行動、知識、思考のお手本になるからです。

このお手本に合わせてメンバーが日々行動をとっていく。

 

つまり、きちんとしたお手本があれば無駄な行動は減り、最短でターゲットに当たる確率が高まってきます。

しかし、いい加減なお手本を作ってしまえば、結局、すべてリーダーが口出し手出しをしてやり直さなければならなくなってしまいます。

これは、きわめて非効率であり、それだけではなくメンバーの自主性、主体性を阻害し、指示待ち人間をつくってしまうんですね。

だからこそ、きちんとしたお手本をリーダー自身が作ること。 

 

理想なのは、そのお手本を用いてリーダーの手助けなしにメンバーが一人で成果を出してくる状態です。

 

ここで注意なのは、いかにリーダーがひな型づくりに適任とはいえ、一人黙々 と進めてはいけないということです。

ノウハウなどをひな型化する時間を全員で設け、是非全員参加で進めてみてください。

 

これは何でかと言うと、最終的な成果物であるマニュアルなどのひな型をメンバーに渡したとしても、その瞬間は、決めごとやルールという堅苦しい縛り(しばり)を決められたと感じてしまうものです。

それを作った背景や狙い、目的などは残念ながら伝わりません。

でも、それを作り上げるプロセスをメンバーとともに過ごしたのならば、それを単なるしばりと受け取らず、その作成意図を深く理解することになると思います。

 

そして、そんな思いを持って使うひな型には、良い効果がついてきます。

 

是非、ひな型はリーダー自らが作ってください。
ただし、メンバーとともに進めていく。   

そこが重要ですね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA