私は本屋が好きです。そこに足を踏み入れると、いつもとてもワクワクします。
そこは、知識、経験、成功、最新、新分野、挑戦との出会いの場であり、こちらの意思で好きなだけ、いくらでも得ることができます。
私が本屋さんに行く頻度は週に1度程度。大体、月に25冊程度の本を読みますが、何だか気分がのらない時や、どの本を手に取ってもしっくりこない時は、行く本屋さんを変えます。 それだけで、気分が変わることもよくありますね。
また、一つの心のバロメーターにもなります。
今、自分が興味あるものや、知りたいことに関する書籍を手に取ることになるので、自分の興味のベクトルを客観的に理解できる機会となります。
背表紙のキャッチコピーを見て、「これはいいかも」と手に取り、読み進めていると初めはそれなりなんですが、だんだんと「??」と感じ始め、中盤には、完全に興味がうせ、結局最後まで読まなかったという経験は誰でもあるかと思います。
また、知人からとても感動したという本を勧められ、読んでみたけど、全く面白くない、共感できない。義務感で最後まで読んでみた(読んでみたというより、目で文字をなぞり終えた、に近い?)ということもありますよね。
本当に時間がもったいない。 今は、ネットの発達により、瞬時にたくさんのことを調べることができますが、その分、正しい情報の選択がとても難しい。 でも、本屋で書籍を選ぶというのは、この障害がいくら低減しているのではないかなと思います。
特に社会に出てしまえば、新しい知識を得る方法は、先輩、上司とのコミニケションを除けば、書籍が占める割合が極めて大きい。 やはり、完全に自身の意思で取捨選択できる本屋さんの存在は重要ということですね(^^
さてさて、そこで、本から得られるものを倍にする方法ですが、それは、
「本のトーン(tone)」
を感じ取ることです。
つまり、自分と同じトーンのものを選ぶことです。
私であれば、どんなにいいことが書いてあっても、教科書のような固い表現や図が書かれているものは全然頭にも心にも入ってきません。
むしろ、文章が読みにくかろうが、感情や温度感がストレートに伝わってくる本、そんなものを選びます。
同じような書籍でどちらを買おうか迷っているのであれば(私なら両方買っちゃいます笑)自分のトーンと同じ方を選ぶようにしたらいいと思います。
吸収のスピードが全然違いますし、心に残る深さも違ってくると思います。
さて、それでは、
今からいつもの本屋さんに行ってきます。