起業しようと考えている人からサービス構築について、相談をされお話しを聞いていると「得意なこと」と「やりたいこと」がマッチしていない場合が多くあります。
あれをやりたい。または、これをやってみたい。と考え、いざサービス設計に入ると思いますが、まずは最初に
「そもそもそれは、あなたが得意なことですか?」
と聞くようにしています。たまに
「得意ではない。むしろ不得意だけど、チャレンジしたい。」
という人もいます。すでにビジネスが波に乗っており、資金的にも時間的にも余力があれば、やってみるものいいかと思いますが、はじめて立ち上げるビジネスでいきなり不得意分野に突っ込んでいくのは、ナンセンス。お薦めしません。趣味の中でやるべきチャレンジだと思います。
なぜ、不得意な分野なのにあえてチャレンジしようと思ったのかをよくよく聞いていくと、
「すぐに稼げそうだから」
「楽そうだから」
「ストックビジネスだから」
という回答がほとんどです。 これは、その人がその分野について「不得意」≒「正しく理解できていない」から、こんな動機になってしまうんですね。
不得意な人≒正確に理解できていない人が、その分野でのはじめてのビジネスでいきなり結果をだせるほど、甘いものではないでしょう。
得意なことをビジネスやサービスに結び付けて考えることです。
と言っても、「私の得意なことって、、、」という人もいらっしゃると思います。
そのような人には、このように質問します。
「0から1にするのと、1から10にするのは、どちらが得意ですか? 過去の体験談を交えて教えて下さい。」
この「過去の体験談を交えて」がミソです。これがあるお蔭で「やりたい。やってみたい。」という気持ちだけから出てくる答えを回避できます。
私の職業を例に挙げてみればよく分かると思います。
私は、1から10にする方が得意なタイプです。だから、経営コンサルタントという仕事にマッチします。なぜかと言うと、1というのは、既にクライアントが持っている場合がほとんどで、それを私が参画することで飛躍的に10や100にしていく。そういうことだからです。
ひとりで起業すれば、どんなサービスであってもまずは自分のビジネスを0から1にしていかなくてはなりません。それは当然です。私もはじめは顧客0社からのスタートでした。それを1社、2社と増やしくていく。
しかし、サービス内容、つまり私の場合で言えば、コンサルティング内容は、1から10にすることが主です(もちろん0から1にするコンサルタントもいます。)
あなたは、どちらが得意ですか?
あなたのサービス内容は、それとマッチしていますか?
あなたの過去の体験をよく思い出し、自分の性格や特性とマッチした「得意」部分を見つけ出し、特化することです!
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