今回は、少しプライベートのことも書きたいと思います。
クライアントに 「たまにはプライベートのことも記事にして下さいよ。」 と言われたのも理由のひとつです(;^ω^)
さて、どんなことを書こうかと思ったのですが、2か月ほど前に久しぶりに海外旅行に行ってきたのでそのことについて書きたいと思います。
もちろん旅行のことだけではなく、それに絡めて役に立つようなお話しもできればと思っています。
私は昔から旅行が大好きで、今でも国内旅行は結構な頻度で行くのですが、ここ 1年、2年は忙しく2日以上の休みが取れなかったので、今回は数年ぶりの海外となりました。
かなりの大人数で行ったので、お決まりの観光コースを中心に回る、というスケジュールだったのですが、やはり海外旅行はいいなと改めて感じました。
何がいいかというと、ズバリ!五感への刺激と言い切れます。
見るもの、聞くもの、食べるもの、におい、触れるもの、すべてが日常生活外にあるもので、それらの情報に触れた時に自分の中に新しい何かだったり、忘れかけていた懐かしい何かが、沸き起こってくるあの感覚がとっても大好きです。
この感覚だけは何十年たっても、ずっと大好きだなものです。
学生のころはお金がなかったので、アルバイトでためたお金5万円だけを握りしめて、3週間近く、アジアに滞在することもありました。
その時は、一泊500円程度の宿に泊って過ごしました。
もちろんお風呂はありませんでしたね。 共通のシャワールームだったと記憶しています。 しかも、水浴びに近かったような気が、、、。
その時も特に観光らしい観光はした記憶がなく、ひたすら今まで見たことのないもの、触れたことのないものをどん欲に探し求めて、あちらこちらと歩きまわっていたと思います。
このような好奇心というのは、コンサルタントを業とする人にとってはとても重要な持つべき要素だと思っていますが(実際にコンサルタント業の方には人並外れた好奇心持ちの方がたくさんいます。)、普段の日常生活でも色んなものに興味を持つこと、それが自身の日々活動に大きく寄与していると感じる今日この頃です。
さて、それでは少し日常での話しに入りますが、
人は、自分の人生が劇的に変わる瞬間 というのをたいてい経験しているはずです。
でも、それはあまりに日常の中に溶けこみ過ぎているので、ほとんどの人が気付かない、もしくは、瞬間的に起こるのでその時を意識することなく過ぎ去ってしまうのがほとんどです。
では、逆に意識的に人生を劇的に変えようと思ってる人は、どのような行動をとるのでしょうか。
私は職業柄、経営者を含め多くの方と話をしますが、人生が劇的に変わった時のことを聞いてみると次の2つのいずれかに該当しています。
一つ目は、人との出会いです。
これはよくあることなので納得だと思います。
この人との出会いというのは、人それぞれによって、出会うべき人が異なってきますね。
ビジネス上で協力してくれそうな人と出会うとき、先生と呼べるような方に出会うとき、同じような悩みを持った人に出会うとき、自分が力になれる人に出会ったとき、などなど、、、様々あると思います。
よく、人との出会いが人生を変えた と聞くと、単純に今いる自分のステージから自分を引き上げてくれる人だけを想像しがちですが、それだけに限らないと思います。
今の自分にとって、どのようなスパイスが加われば、自分が変わるかを明確に言える人はそうそういません。
また人との出会いだけでなく、その人が発した一言によって、大きな影響を受け、人生が変わる時もあります。この場合は、人生を変えた直接的な要因は、言葉 だったりしますね。
つまり、意識的に人生を劇的に変えようと思ってる人は、毎日の人との出会いに異常なほどアンテナを強く張っています。
会話をするときもそうです。自分のことばかりをべらべら話さずに、相手のことをよく観察し、興味を持ち、何かを引き出そうと何かを持ち帰ろうとしている、そんな様子がうかがえます。
そして二つ目は、良質な情報に出会った時です。
これも、常日ごろからアンテナを張っていることが重要です。
なぜなら、人間の脳にはコンフォートゾーンと呼ばれる快適空間があり、今までの経験した事や慣れ親しんだもの、自分がいま興味を持っているもののみにフォーカスしてしまう機能が働くからです。
ですので、何も意識せずにぼーっとしていれば、人生が変わるような新しい情報や今までの自分の中に無かったような規格の情報に出会ったとしても脳に入ってきません。
出会ったとしても、右から左へ素通りして行くのです。
ちょっとした情報を瞬時に側面からも捉えることができ、それを自分に取り入れることができたら、又は、その情報を自分の人生にどのように活かせるかと考えることができたら、一つの情報からでも得られるものは計り知れません。
この2つが人生を劇的に変える大きな要因となっているようでした。
よくよく考えれば、私が海外旅行を好きな理由にもこういったことが関係しています。
海外に行けば、それほど意識的にアンテナを張っていなくても強制的に五感から入ってくるすべてが新しいものだからです。
国内旅行でもそれを味わえるかもしれませんが、海外となれば、桁違いなほど、周りには目新しいものだらけになります。自分の日常にはない規格外のものに囲まれることになります。
今でも好奇心旺盛な私ですが、全然お金もなかった学生時代に無理をしてでも外の国へ行って、本当に良かったと思っています。
「旅はプライスレス」 というCMがありましたが、本当にそうだと思います。
自分の日常からは少し離れ、いつもと異なる情報やモノと触れ合う大事さを改めて実感した旅でした。 感謝感謝。
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