起業家のスタートアップ戦略

こんにちわ。

今日は、起業家や事業主のビジネス立ち上げ初期のビジネス構築と販売戦略について少しお話したいと思います。

まず、ビジネス構築ですが、様々な相談に乗っているとかなりの確率で出てくるワードが、

「何でもやります」「何でもできます」「それもやりたいです」

といったもの。

スタートアップ時の「姿勢」としては、大事な心構えだと思います。

「どんなものでも食らいついて、お客様が満足するまで徹底的に完璧に対応するぞ!」

という強い気持ちですね(^^

心の中でそのように強い誓いを立てて、日々、お客様のために邁進するのはとてもGOODでしょう。

が、それをそのままサービス設計に持ち込んではいけません。販売戦略でも然り。

起業したばかりで、これからとてもとても厳しい競争に勝っていくためには、選択と集中が大切です。

選択(=攻める目標値)を1つに絞り、そこに全力を一点集中させることです。

攻める目標値とは、様々ありますが、まずは

①地域(どこ)

②顧客(誰)

③商品(何)

の3つの着眼点のみで十分でしょう。

そして、あなたの理想(=いいもの)に一点集中してください。

①、②、③ともに全てあなたの理想を具体的に書き出し、そこに集中して成果を出す! です。

集中したら、他社の10倍のスピードとアタックを実施する、と決めることです。この「決める」ことも大切です。

やる気と希望にあふれまくっている起業当初は、いろんなところに手を広げたがるものですが、あれもこれもやりたくなる誘惑に負けないことです。

少し考えれば分かりますが、力を分散させれば、どうしてもその力、一つ一つは弱くなります。 起業当初は、ただでさえ経営資源に限りがあり、またとても脆弱です。分散してしまっては、その限度ある経営資源が有効に活用されません。

一点集中がうまくできそうにない場合は、捨てるものを決めることです。いわゆる「やらないことを決める」ことです。

ビジネスが波に乗っている経営者ほど、「やれること」と「やらないこと」が明確です。 決して欲張らず、キッパリと「それはやらない」と言い切ります。

できれば、より小さな的、一つに絞って全力を集中させて下さい。

良い結果が出るスピードも速いはずです(^^)/