新商品開発、発想の切り口となる思考術

昨日は朝一番からクライアントの新商品の開発・戦略会議に参加してきました。

朝から暑かったですが、朝一番は頭がすっきりしてアイデアを出すにはとてもいい時間帯ですね。

全てゼロから作り上げていく商品開発ではなく、既に核となる一つの商品があり、そこに何か新しいスパイスを加えることによって、新たなブランドとして確立していきたい、そんな話でした。

昨日のMTGは具体的な新商品を作っていくというわけでなく、まだその前段階で新アイディアの発想の切り口であったりをブレストするという目的で行われたものでした。

ここでは、そんな関係の話を書きたいと思います。  新商品の発想の切り口 についてです。

今回のように2つ以上の要素を意図的に組み合わせた新商品の場合は、既に存在している会社にとって主軸のビジネス商品(一方の要素)が、世間一般的になじみ深いものであればあるほど、その新しいスパイス(もう一方の要素)によって爆発的なヒットとなる可能性は広がります。

さて、

まずはお決まりのビジネスフレームワークから始まりですね。  定番となるフレームワークは、新開発の基本プロセスには、やはり入れておくべきでしょう。

オズボーンのチェックリストや、人間の欲求からアイデアを抽出方法など一通り行うべきだと思います。

なぜなら、定番のフレームワークでひらめきがあり、大きな生産プロセス、仕入れの変更や在庫問題、生産部門の生産性を大きく変えずに新しい商品を生み出すことができたら、それこそ御の字だからです。

今の時代は、本当に様々な商品が世の中にあふれ、あっという間にブランド化され、一瞬で日本中に展開されるようになりました。

そんな時代において消費者にとって、役に立つモノ、何かの解決となるモノというのは、手を伸ばせば、誰でもすぐ届くような場所に多く存在していますよね。

「必要は発明の母」 と言いますが色んなモノがあり過ぎて、もはや、新たに必要なこと を探す方が大変な時代になってきています。

既にこの世には、無いモノなんて無い。   よく聞く言葉ですね。

通常、新しい商品を開発する際、一番に考えるのはお客様の役に立つこと、困っていること、解決したいこと、もっと便利にしたいこと などを お客様アンケートや、コールセンター、クレームから読み解いていきますよね。

潜在ニーズの明確化ですね。  これは、絶対に必要ですし、なくしてはならないプロセスです。

しかし、これはこれで沢山とアイデアが出てくると思うのですが、この方法でアイデアをたくさん出していると、どうしてもありがちなのは、「売りたいもの売る」傾向が強くなってきてしまうことです。 

そのための理由付けとして、消費者はこんな風に困っているんだという 後付け式的になってくる。

そんな傾向が強いようです。 そして、そのまま考えられた商品は、 「とてもいい商品ですね。あったらいいかも。けど私には必要ないかなぁ~・・・」 となってしまう事が多いようです。

「売りたいもの」と「売れるもの」は違う。

それをしっかりと認識して、考えていく必要があると思います。

そして、売れるものとは何なのかという考えが息詰まった時に、私がお勧めするのは、 面白さとの融合   です。

商品やサービスですから、消費者の役に立つことは当然です。 そこにどんな沢山ウリを仕込んだところで、新商品にはなっていきません。 既存商品の使い方を変えているだけです。 

ユニークな使い方や活用の仕方などは、もはや消費者にゆだねるのがベストなのかもしれません。 

ですので、「面白い」、もしくは「ワクワクする」、それと従来の「役立つ」 この2つの要素の重なった部分を新商品として切り抜くと新しいブランド展開に繋げることができるのです。 

最近ヒットした商品でも、この「面白い」と掛け合わされた商品が結構ありますね。

こういうのも時代の流れ、トレンドでしょうから、先の数年だけの傾向なのかもしれません。

具体的な発想方法としては、「面白い」と思う 言葉 や 行為 、 シーン をたくさんあげてみるといいと思います。

そこに役に立つであろう既存の商品を重ねてみてください。 その商品と面白さがリンクする接点、瞬間、などをイメージします。

出来る限り、様々な着眼点で捉えて下さい。  どの着眼点から見た時が、1番ハマるでしょうか。

あとは、そのハマる部分を実現するための新しい商品を形にしていけばいいのですね。

 

新しい商品やサービスを考えるときに行き詰まったら、まずはフレームワーク行うこと。

そして、その次は 「面白い」 をキーワードに面白い要素をたくさん書き出し、核となる商品との接点を考え、その接点部分を商品化する。

そうすると役に立つだけではない、+面白い商品ができるかもしれませんね。 とても魅力的な商品になると思います。

ぜひ試してみてください。 

先ほども言いましたが、掛け合わせる一方の要素は、一般的になじみがあればあるほど、面白さとの掛け合わせが多様になってきます。

最近の話題になった商品ですと 「うん〇ドリル」 なんかは良い例ですね。 ドリルですので、勉強になる =役に立つ のはもちろんですが、

その年齢の子供たちが発するだけで面白いと思う 「言葉」 を接点としてリンクさせた商品ですね。

まだまだほかにもいっぱいあります。 このような着眼点で他社研究も含め、新商品発想の切り口にしてみて下さい。

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