非日常感を演出できているか

今回は、私がコンサルティングの現場で着目する点を
書きたいと思います。

それは、

「お客様に非日常感を演出できているか」

ということです。

これは、

商品であっても、

イベントであっても、

サービスであっても、

例え社内施策であっても、

効果的に作用します。

では、これは一体どういったことなのでしょうか。

それを深く探ると、「購買心理」や「行動心理」、
または「心の欲求」や「潜在意識」
というところまで話が及んでしまうので、
ここでは、簡単に説明しますね(^^

例えば、

あなたが何かものを買うとき、

あなたが何か新たな行動を起こすとき、

あなたは、どのようなことを想像しますでしょうか。

ここでは、義務で行動するときや単なる日用品を
買うときのことは、除外して考えてくださいね。

おそらく、

あなたは今までにない「何か」が

手に入ることを期待してモノを買います。

あなたは今まで知らなかった「何か」を知れる

ことを期待して行動します。

「今まで」=「現実」であるなら、その現実では
手に入らないであろう「何か」=「非現実」
を求め、モノを買い、または新たに行動します。

あなたもこんな経験が必ずあると思います。

「(買ってみたけど)思っていたものと違った」

「行ってみたけど、よくあるアレと同じだった」

と残念な思いをしたことが。

これは、結果として残念な結果になってしまっていますが、
されはさておき、、

モノを買う前、行動する前 には、あなたは必ず想像したはずです。

「これを手にしたら・・・」

「これを知れたら・・・」

「これを体験できたら・・・」

「あのようになれたら・・・」 と。

その時、あなたは、今までの「あなたの日常」では、
存在しなかった「非日常」を手にできると
思ったはずです。

それを大きな意味合いで「好奇心」とも言いますね。

そこにあるのは「非日常」だったはずですよね。

話を戻すと、この効果は、会社経営の中で
大きな効果を発揮します。

実際の話をすると、

あるイベント開催を企画した会社様が
ありました。

イベント内容は、事業内容にそったもので
とても地域住民にも貢献度も高く、
その会社をよく知ってもらうためには
確かに開催した方がいいイベントでした。

その年で3回目の開催となるようでしたが、
過去の集客数を見ると、正直言ってイマイチな結果。。

目的もよし、カリキュラムもよし、負担も少ない、
参加しやすい。
でも、参加者が集まらない。。。 ということでした。

私は、経営者にヒアリングをしながらポイントは
この「非日常感」にある。 とすぐ気づき、
そのアプローチで様々な問いかけをしました。

結果として、カリキュラム自体を大きく変えること
はしませんでしたが、この「非日常感」を意識した

・チラシ作成
・イベント名
・宣伝方法
・当日の内容
・トーク

に修正することで、集客はもちろんのこと
参加者の反応も全く違うものになりました。

大成功をおさめることができたのです。

イベント自体をガラッと変えたわけでもないのに
昨年との参加者アンケート内容の違いに従業員も
とても驚いているのが印象的でした(^^)

あなたの会社では、あらゆる手段、方法、商品に

この「非日常感」を演出できていますか?

もし、今まで意識したことがなかったのなら
今から実行すると大きなメリットがあるはずです。 

「非日常感を演出できているか」

今すぐ実行してみて下さいね!

 

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